ダブルクロスリプレイ『神の血脈』シリーズ
時は大正末期から昭和初期。
一乗寺伯爵家には古来より一族にまつわる秘密があった。
一族に生まれついた者は、その血に『神の力』を得る。
『神の力』を得た者、すなわちオーヴァード。
そして、『神の力』が暴走したものを『呪い憑き』という。
『呪い憑き』、すなわちジャームである。
これは、『神の力』を持った一族の子供たちの物語である。
■[KK-01]ダブルクロスリプレイ『神の血脈』第一話「遺言」(B5 P44 価格:500円)
時は大正末期から昭和初期。
もうすぐ春を迎えようという時節。
一乗寺伯爵家の長男直秋は、義母に想いを寄せながらも何も出来ないまま、もうすぐ従姉妹の椛と結婚する事になっていた。
妹の花菜、従姉妹の椛と共に平穏な日々を過ごして居た直秋。
だが、その平穏は自らの死と引き替えに得た『神の力』を得ることによって失われる事になる。
■[KK-02]ダブルクロスリプレイ『神の血脈』第二話「結婚」(B5 P44 価格:500円)
父に殺され、その死により『神の力』を得た一乗寺家長男、直秋。
妹の花菜、従姉妹の椛と共に『呪い憑き』となった父を殺した。
だがそれは物語のほんの始まりに過ぎなかった。父の残した遺言で事態は更なる悪化の一途を辿る。
当事者たちは望まぬ二組の婚約を覆そうと動き出そうとした。
だが、その気配を察知しそれを阻止しようとする者が居た。
椛の母であり一乗寺時貞伯爵の妹、多恵。
椛の幼なじみで秋山家の居候、貴光。歯車は狂い始め、更に過去の事件と複雑に絡み合う。
そしてもうすぐ二組合同結婚式の日にちが近づこうとしていた……。
■[KK-03]ダブルクロスリプレイ『神の血脈』最終巻「真実」(B5 P40 価格:500円)
暴走した多恵を止めた直秋たち。
初めて真実を語ろうとした史乃と直秋の前に訪れた者は……。